[日本語訳]
深い森の木陰で
そっと顔を上げる小さな花
陽の光さえ息をひそめ
白く咲くあなたを見つめている
緑の葉の下に身を隠すように
並んで立つすずらんたち
風がそっと触れると
ガラスが触れ合うような澄んだ音が広がる
疲れきった一日の終わり
耳元に届いた小さな鐘の音
「ひとりじゃないよ、あきらめないで」
言葉もなく伝えてくれたあなたの慰め
闇の中でも輝いていた
その心が、私に届いた
失ったと思っていた幸せが
また、私のもとへ帰ってくる
すずらんの間を
そっと歩くこの道で
かすかに漂うその香りは
幼い頃の母の腕の中みたい
初恋の記憶のように
甘く、あたたかな息づかい
凍りついていた私の心を
静かに溶かす魔法のよう
つらい日々を越えて
私の中に咲いたあなたの物語
立ち止まらずに歩いてきた足取りが
少しずつ、私自身へと近づいていく
強い風を越えてきた
あなたのその静かな勇気を
この腕でぎゅっと抱きしめる
もう大丈夫、あなたがここにいるから
冬が過ぎて春が来るように
長い夜の果てに朝が来るように
私たちの幸せもまた
いちばん輝く姿で
きっと、戻ってくる
私は今日も
小さな鐘の音に耳を澄ましながら
あなたを待っている
涙の代わりに、微笑みを
再び会えるその日を信じて
sol.ace_r
- Art (84)
- Essay (96)
- Letter (63)
- Lyrics (81)
- A Day with You (12)
- Handwritten Letters (24)
- Just Like That (0)
- Single (15)
- Stellar Convergence (9)
- The World (21)
- Novel (45)
- An Isolated Island (39)
- Between Shades of Blue (0)
- Nabi, Hello (0)
- The Song of the Whale (6)
- Picture (4)
- Poetry (90)
- A Single Flower (45)
- As It Always Has Been (0)
- Birthstone (45)
- Fading Yet Alive (0)
- Record (12)
- A person remembered through colors (0)
- Hana (6)
- White Space (6)
- X (1)
댓글 남기기